
フットサルコートの人口芝の芝質は大きく分けてロングパイル、ショートパイル、砂入りの3種類。
そして、フラットコートといわれる、人工芝以外のコートの全4種類があります。
プレイをしてみると初心者でも分かるような大きな違いがあるため、ぜひ、チームにあったコートを選んでみてください。
人工芝のコート
- ロングパイル人工芝
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ロングパイル人工芝は芝の長さが長く、芝の隙間をゴムチップなどで充填し、天然芝に近い感触となっている人工芝です。
クッション性に優れており、転倒時にケガをしにくく、足への負担も軽いのが特徴です。
ショートパイルと比べると、ボールが遅くなる、跳ねが弱いなどの違いがあります。
なんといっても、転んでも痛くないため、思いっきりプレイ出来ます。
昔はほとんど見かけることがなかった人工芝ですが、最近では多くのコートが取り入れています。
あまり運動をしていない方がゆるくプレイするとか、初心者が多いとか、会社のチームだから怪我はNGとか、そういう場合は特にロングパイルの人工芝がオススメです。
ただし、細かいゴムチップが敷き詰められているため、プレイした後、ソックスとシューズに黒いゴムチップが無数についてしまうこともあり、ちょっと落とすのが面倒かもしれません。
しかし、さらに進化したゴムチップ無しのロングパイル人工芝もあるとのこと。それなら、ゴムチップを落とす面倒くささから解消されそうですね。
- ロングパイル人工芝のまとめ
- 特徴:ケガをしにくい、足への負担が軽い、ボールスピードは遅め
- おすすめな方:ケガのリスクを抑えたい方、初心者、ゆるくプレイしたい方
- ロングパイル人工芝のまとめ
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- ショートパイル人工芝
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ショートパイル人工芝は芝の長さが短い人工芝です。
ロングパイルよりボールが弾み、ボールスピードが速いので、フラットなコートで行うプロのフットサルに近い人工芝といえます。
ただ、芝が短いので、ロングパイルと比べると転ぶと痛いです。膝をすりむくなどちょっとしたケガはしやすいです。
しかしながら、それなりのクッション性もあり、グリップもききやすいので、固さがあまり気にならないといえば、気にならないです。
特に張り替えて間もないような新しいショートパイルはクッション性も結構あります。ただ、だいぶ古いショートパイルはコンクリートなみに固いことも・・・。
そのため、初心者向けというよりは、本格的なフットサルに近いプレイがしたい方にショートパイル人工芝はオススメです。
- ショートパイル人工芝のまとめ
- 特徴:足への負担が大きい、ボールスピードは速め
- おすすめな方:経験のある方、本格派の方
- ショートパイル人工芝のまとめ
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- 砂入り人工芝
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ショートパイルくらいの短い芝に砂を充填したコートです。
テニスコートと併用しているフットサルコートなどでの利用が多いです。
ボールが早いというメリットはありますが、足が滑りやすく、また、地面にコンクリートなどを使用している場合は固く、ケガがしやすいです。 特に、張り替えられてからかなり時間が経っている古いコートだと、ちょっとしたことで骨折など大きなケガになりやすいです。
滑りやすい、転んだら痛いということで、慣れるまでは全力プレイがしにくく、ちょっと様子を見ながらという感じになりがちです。足への負担も大きいですね。
そんな感じで、あまりオススメはできないのですが、テニスコートと併用していることも多く、 立地が便利な場所だったり、近くの場所で他に選択肢がない場合が多いようです。
とはいえ、慣れてしまえばあまり気にならなくなるので、頻繁にプレイしている方の場合はあまり関係ないかもしれません。
- 砂入り人工芝のまとめ
- 特徴:ケガをしやすい、滑る、足への負担が大きい、ボールスピードは速め
- おすすめな方:経験があり人工芝の種類が気にならない方
- 砂入り人工芝のまとめ
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芝以外のコート
- フラットコート
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フラットコートは芝以外のコートを指し、いわゆる体育館のようなコートです。
とはいえ、その中でも様々な種類があり、体育館などは木の床が多いですが、スポーツ用やフットサル用に作られたスポーツコート、タラフレックスなどの種類があります。一見ただの床ですが、衝撃吸収性やボールの反発性などに優れた作りになっています。
木の床はボールが跳ねやすく、摩擦も少ないためボールが早いです。対して、スポーツコート、タラフレックスなどのコートは、跳ねの吸収が良い分、若干跳ねにくくボールの速度も落ちる印象です。
プロの試合やワールドカップなど公式の試合では人工芝ではなく、フラットなコートが使用されます。そのため、テレビで見かけるフットサルは、ほとんどがこのフラットなコートです。一般的にはフットサルといえば、このコートの印象を持っている方も多いようです。
ただし、フットサルコートとして運営しているコートの場合には、フラットコートはあまり使用されておらず、公共の体育館などを借りる場合以外はあまりお目にかかれません。
そして、シューズはもちろん土足禁止ですが、裏のソール部分はいわゆるゴム色(あめ色・茶色)以外は禁止のところも多いため、一緒にプレイする人たちがシューズを持っているかも注意しておいた方が良い点です。
フラットコートは本格派向けといえます。
- フラットコートのまとめ
- 特徴:プロの試合や公式戦で使用
- おすすめな方:本格的にフットサルをプレイしたい方
- フラットコートのまとめ
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